ニュース & トピックス

新規科研の内容に即してホームページを刷新しました

 平成25年度から開始された「歴史的ヨーロッパにおける複合政体のダイナミズムに関する国際比較研究」の内容を中心として、ホームページの内容を大幅に更新しました。本研究については、研究概要を参照ください。平成22〜24年度に実施された「近世ヨーロッパ周縁世界における複合的国家編成の比較研究」の内容につきましても閲覧可能となっております。

公開日:2013-09-28

ヨーロッパ近世史研究会第20回例会が開催されました

 2013年9月22日に駒澤大学にて、ヨーロッパ近世史研究会第20回例会「近世史研究の現在 (2) ― 礫岩国家/複合王政論との対話 ―」され、5月の日本西洋史学会小シンポジウムで提起された「礫岩国家」論について多くの意見が寄せられました。そこでの議論の全てが小シンポジウムで提起された「礫岩国家/礫岩政体」論のもつ問題点と可能性をあぶりだすものであり、「礫岩国家」論の今後に重要な糧となるものでした。当日の白熱した議論の争点については、近日中にこのページでも整理したいと思います。(取り急ぎ、研究代表者による研究会当日の所感については、別に研究代表者のブログで整理しました。)

公開日:2013-09-27

ヨーロッパ近世史研究会第20回例会「近世史研究の現在 (2) ― 礫岩国家/複合王政論との対話 ―」

近世史研究の現在 (2) ― 礫岩国家/複合王政論との対話 ―

 本年3月23日の研究会には多くの方々が来場され、とても建設的な議論が展開されました。また5月の西洋史学会におけるシンポジウム「近世ヨーロッパにおける礫岩国家 ― 複合する政体、集塊地域―」では、議論の内容や報告者の面で、3月の研究会と重なりが見られました。現在、これまでの近世史研究を振り返り、その成果を総括しつつ、我々に課された課題を考える時期に来ているといえるでしょう。
 そこで、3月と5月の諸報告を受けるかたちで、議論の続きを行う機会を設けました。ここでは、5月のシンポジウムの射程を再確認するとともに、シンポジウムの基本コンセプトとなった「近世ヨーロッパ周縁世界」や「複合的国家編成」からはややはずれた地域の研究者の発言を求めます。3月と5月の会では、議論を深化させるための討論時間が十分にはありませんでしたので、今回は報告時間をそれぞれ20分から30分程度とし、参加者の方々となるべく多くの討論をしたいと考えております。
 皆様のご参加とそこでの積極的な発言をお待ちしています。

日時:2013年9月22日(日) 13時30分~
場所:駒澤大学 大学会館246 7階会議室
※大学会館246は、駒澤キャンパス内ではなく、東急田園都市線駒沢大学駅公園口を出た後、国道246号線(玉川通り)を大学方面に歩いた左側にあります。http://www.komazawa-u.ac.jp/cms/campus/c_komazawa/

報告者
古谷大輔 (大阪大学):「礫岩国家論の射程―「周縁」が物語る「普遍」の在処」
佐々木真 (駒澤大学):「近世国家と普遍君主―ルイ14世のローマ」
鈴木直志 (桐蔭横浜大学):「常備軍と近世国家―プロイセン史を中心に」

※以前の研究会レジュメについて
 上記のコンセプトで研究会を行いますので、以前の会と議論が続いている面もあります。そのため、過去の会のレジュメや当日の議論の概要をネット上に置き、閲覧できるようにすることを試験的に行うこととしました。3月の研究会については、

https://sites.google.com/site/3yuerejume/

にあります。ただし、ログインにはgoogleのアカウントが必要です。また、参加承認に若干の時間が必要となりますので、その点もお含み置き下さい(アカウント宛に承認のメールが届くはずです)。ページが開いたら、「レジュメ集」をクリックして下さい。また、ここには5月の西洋史学会のレジュメ集へのリンクもあります。西洋史学会のレジュメはパスワードが設定されていますが、それもリンク先が表示されている部分に記載されています。言うまでもないことですが、レジュメは「半公開物」であり、作成者の了解を得た上で、期間限定でアップ・ロードしています。無断掲載はなさらないようお願いいたします。

連絡先:渋谷聡 (島根大学法文学部):shibutan@soc.shimane-u.ac.jp

公開日:2013-07-08

日本西洋史学会第63回大会小シンポジウムの報告レジュメをアップロードしました。

日本西洋史学会第63回大会小シンポジウム「近世ヨーロッパにおける礫岩国家 ―複合する政体、集塊する地域―」で配布された報告レジュメをアップロードしました。ダウンロードは可能ですが、閲覧にはパスワードが必要です。閲覧を希望される方は、このサイトの下段にある古谷のメールアドレスまでご連絡ください。(なお古谷は2013年7月7日まで北極圏へ移動滞在しておりますのでインターネットが使えません。7月7日以降に随時ご連絡を入れます。)閲覧用のパスワードをお知らせいたしますので、このサイトにある日本西洋史学会第63回大会小シンポジウムの紹介ページから、それぞれの報告タイトルにあるリンクをクリックして、適宜ご閲覧ください。(閲覧と印刷のみ可能となっています。)

公開日:2013-07-01

日本西洋史学会第63回大会小シンポジウムが京都大学で開催されました

 2013年5月12日(日)に京都大学で催された日本西洋史学会第63回大会の小シンポジウムとして、本研究の成果を基盤とした「近世ヨーロッパにおける礫岩国家 ―複合する政体、集塊する地域― 」が開催されました。当日は、200部用意したレジュメがすべてなくなったことから判断して、多くの方々に本研究の成果に触れて頂くことができたと思っています。ご参集頂いた皆さん、ありがとうございました。

 古来、ヨーロッパ文明における政治的言説のネットワークの周縁に位置したスカンディナヴィア・ブリテン・イベリア・ハンガリーを対象とするモノグラフをつきあわせることで、本研究は、近世ヨーロッパに普遍的な政治秩序を物語る概念として「礫岩国家」という結像を示しました。ヨーロッパ東西南北の周縁の事情を有機的に結びつけることで、逆にヨーロッパに普遍な事情を照射しようとする。本研究の目指してきたこのような分析手法は、従来の日本における西洋史の枠組みから、一歩を踏み出すための試みでもありました。このシンポジウムをきっかけとして、今後、多くの研究者の皆さんと議論を深めることができれば幸いです。

(研究代表者によるこのシンポジウムへの個人的な感想は、別に研究代表者のブログで整理しました。)

公開日:2013-05-15