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第38回スペイン史学会大会が開催されました

2016年10月30日(日)に第38回スペイン史学会大会が「スペイン近世国家像の再検討―カルロス1世即位500周年によせて―」をテーマに開催されました。この大会では、本科研の研究分担者である内村俊太さん(上智大学)が「複合王政論から見たスペイン近世国家の構造」という題目で、研究代表者の古谷大輔(大阪大学)が「イベロアメリカとヨーロッパの対話―『礫岩のような国家』の視座と射程」という題目で報告を行いました。『礫岩のようなヨーロッパ』では、歴史的ヨーロッパの政治社会の特質として「王と政治共同体の支配」を論じてきましたが、それとは異なるスペインの帝国的秩序の中核にあるカスティーリャの政治社会の特徴や、カスティーリャ王以外に普遍君主の選択肢をもたないイベロアメリカをどのように複合的政治編成に位置づけるかなど、フロアの参加者を含め建設的な議論が行われました。

【スペイン史学会第38回大会】
「スペイン近世国家像の再検討―カルロス1世即位500周年によせて―」

日時:2016年10月30日(日) 13:00~17:30
会場:首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス BCD会議室
   (秋葉原ダイビル12階 秋葉原駅電気街口から徒歩1~3分)
   http://www.comp.tmu.ac.jp/manycore/images/TMU_AKIBA.pdf
共催:科学研究費補助金基盤研究(B)「歴史的ヨーロッパにおける複合政体の
   ダイナミズムに関する国際比較研究」(研究代表者:古谷大輔)
参加費:無料(ただし資料代実費として500円を頂戴いたします)
備考:事前登録不要

タイムテーブル:
 13:00~13:05 開会挨拶
 13:05~13:15 趣旨説明:久木正雄氏(兼司会、慶應義塾大学ほか)
 13:15~14:00 第1報告:内村俊太氏(上智大学)
        「複合王政論から見たスペイン近世国家の構造」
 14:00~14:45 第2報告:宮﨑和夫氏(筑波大学)
        「スペイン王権治下のアメリカ『副王領』とイタリア諸『王国』」
 15:00~15:45 第3報告:古谷大輔氏(大阪大学)
        「イベロアメリカとヨーロッパの対話―『礫岩のような国家』の
        視座と射程」
 15:45~16:05 コメント:佐藤正樹氏(日本大学ほか)
 16:15~17:30 質疑応答

公開日:2016-11-05

公開シンポジウム「失われた鎖の輪を求めて〜『礫岩のようなヨーロッパ』をめぐる対話」を開催します | 第38回スペイン史学会大会「スペイン近世国家像の再検討―カルロス1世即位500周年によせて―」