研究体制

 本研究は、従来の国家形成史研究のなかでも複合的国家編成という観点から研究蓄積があるイベリア半島、ブリテン諸島、中央ヨーロッパ、バルト海沿岸地域を対象とした研究者間の連携によって推進されました。



  • イベリア半島における複合的国家編成の分析:立石博高(東京外国語大学)・中本香(大阪大学) 
  •  ブリテン諸島における複合的国家編成の分析:近藤和彦(東京大学)・後藤はる美(国際基督教大学) 
  •  中央ヨーロッパにおける複合的国家編成の分析:大津留厚(神戸大学)・中澤達哉(福井大学) 
  • バルト海地域における複合的国家編成の分析:小山哲(京都大学)・古谷大輔(大阪大学)
  
 研究分担者・連携研究者の所属は平成22年時のもの


 
 本研究における研究代表者(古谷大輔)と研究分担者(立石博高・大津留厚・小山哲・中澤達也・中本香・後藤はる美)は、これまで研究代表者が科研費配分を受けた基盤研究(A)「近世・近代のヨーロッパにおける政治社会」(代表者:近藤和彦、平成14〜17 年度)、基盤研究(B)「近世ヨーロッパの戦争から見る国家とアイデンティの形成に関する総合的研究」(代表者:渋谷聡、平成19〜21 年度)、基盤研究(C)「近世ヨーロッパ周縁世界における戦争と「帝国」再編」(代表者:古谷大輔、平成19〜21 年度)での研究活動や国内における各種の研究会活動を通じて育まれた複合的国家編成の分析に対する問題関心を共有してきました。また、ブリテン諸島の複合的国家編成に関する知見に厚みを得るために連携研究者(近藤和彦)が加わっています。その結果として本研究の遂行体制は、イベリア半島、ブリテン諸島、中央ヨーロッパ、バルト海沿岸地域に関する研究に関して実績ある研究者をバランスよく配置するだけではなく、各国の歴史学界との研究交流に経験の豊かな研究者と中堅・若手の研究者とが連携する体制が築かれました。